
寝返りをすると腰が痛い。
夜中に身体を動かすと腰がつらい。
横向きから仰向けになるときに腰が痛む。
腰が気になって寝返りを避けてしまう。
朝まで同じ姿勢で寝ていることが多い。
このようなお悩みはありませんか?
慢性腰痛がある方にとって、寝返りは気になる動作の一つです。
日中は普通に動けているのに、夜になると寝返りだけがつらい。
布団の中で身体を動かすたびに腰が気になる。
そのため、できるだけ身体を動かさないようにしてしまう。
このような方もいるでしょう。
寝返りは、睡眠中に自然に行われる身体の動きです。
横向きから仰向けになる。
仰向けから横向きになる。
脚や骨盤を動かす。
身体をひねる。
このように、身体のさまざまな部分を使います。
そのため、「寝返りで腰が痛い」という場合でも、腰だけに原因があるとは限りません。
股関節がどのように動いているのか。
脚をどう動かしているのか。
身体をひねるとどうなるのか。
寝返りの途中のどの瞬間に痛みが出るのか。
こうした点を確認することが重要です。
また、「寝返りをすると痛い」という症状でも、夜中だけなのか、日中に身体をひねっても痛いのかによって、考え方は変わります。
例えば、ベッドの上で寝返りをすると痛い。
しかし、立った状態で身体をひねっても問題ない。
というケースもあります。
反対に、日中のひねり動作でも腰が気になる場合には、寝返りだけではなく身体をひねる動作全体を確認する必要があります。
今回は、寝返りをすると腰が痛い慢性腰痛について、寝返りの動作と身体全体の動きから考えていきます。
・寝返りをすると腰が痛くなる方
・夜中に腰の痛みで身体を動かしにくい方
・寝返りが怖くて身体を固めて寝ている方
寝返りは「腰をひねるだけ」の動作ではありません
寝返りをするとき、身体ではさまざまな動きが起こっています。
脚を動かす。
骨盤が動く。
背中が回る。
肩が動く。
身体の向きが変わる。
つまり、寝返りは腰だけをひねる動作ではありません。
ところが、腰痛がある方は、「腰を動かさないようにしよう」と考えることがあります。
すると、身体全体を固めたまま寝返ろうとするため、動作がぎこちなくなることがあります。
また、脚をほとんど動かさず、上半身だけをひねろうとする場合もあります。
そこで、寝返りをするときに、どの部分から身体を動かしているのかを確認してみましょう。
脚を動かすと寝返りやすい。
膝を曲げると楽。
身体を一度横向きにしてから起き上がると楽。
このような違いがあるかもしれません。
また、左右で違いがある場合もあります。
右向きには寝返りやすい。
左向きになると腰が痛い。
仰向けから右側は問題ない。
左側へ向くとつらい。
このような左右差も確認してみましょう。
もちろん、左右差があるからといって、必ずしも特定の部分が原因とは限りません。
大切なのは、身体の動き方にどのような特徴があるのかを知ることです。
当院では、慢性腰痛の方について、前屈や後屈だけでなく、身体をひねる動作や股関節、片脚立ち、歩行なども確認します。
寝返りという動作を考えるときにも、日中の身体の動きと合わせて考えることが大切です。
「寝返りが怖い」と身体を固めすぎていませんか?
腰痛があると、寝返りをすること自体が怖くなることがあります。
以前、寝返りをした瞬間に腰が痛かった。
そのため、夜中に目が覚めても身体を動かさない。
同じ姿勢のまま我慢する。
このような状態です。
しかし、「痛くならないように身体をまったく動かさない」という方法が、必ずしも良いとは限りません。
寝返りは自然な身体の動きの一つだからです。
もちろん、強い痛みがあるときに無理をする必要はありません。
大切なのは、「どの程度なら動かせるのか」を確認することです。
例えば、
膝を少し曲げると寝返りやすい。
脚を先に動かすと楽。
ゆっくり動くと問題ない。
身体を一度横向きにしてから起きると楽。
このように、できる動作を確認してみましょう。
また、寝返りそのものだけでなく、日中に身体をひねったときの状態も確認してみましょう。
振り向く。
後ろの物を取る。
車の後部座席を見る。
身体を横へ向ける。
こうした動作で痛みが出るのかを確認します。
もし日中のひねり動作でも症状があるのであれば、寝返りだけを問題にするのではなく、身体をひねる動作全体を見る必要があります。
当院では、慢性腰痛の方について、実際に身体を動かしてもらいながら、どの動作で症状が出るのかを確認します。
そして、その日の状態に合わせて施術を行い、施術前後で身体の動かしやすさに変化があるかを確認します。
「痛いから動かさない」というだけではなく、「どの範囲なら動かせるのか」を知ることが大切です。
寝返りの痛みが続く場合は「夜間だけなのか」も確認しましょう
寝返りで腰が痛い方は、もう一つ確認しておきたいポイントがあります。
それは、「痛みが寝返りのときだけなのか」ということです。
寝返りをするときだけ痛い。
身体を動かさなければ問題ない。
という場合もあります。
一方で、じっと横になっていても腰が痛い。
夜中に何度も痛みで目が覚める。
時間が経つほど痛みが強くなる。
という場合もあります。
この違いは大切です。
また、日中と夜間で症状がどう違うのかも確認しましょう。
昼間は普通に歩ける。
夜になると腰がつらい。
仕事中は大丈夫。
寝ると痛みが気になる。
このような場合には、寝具や寝姿勢なども含めて、睡眠環境を確認することがあります。
ただし、「この寝具なら腰痛が治る」というように単純に考えることはできません。
マットレスや枕などは人によって合うものが違います。
また、腰痛の状態そのものも確認する必要があります。
寝返りのときに痛いだけなのか。
日中の動作でも痛いのか。
夜間に強い痛みが続いているのか。
脚のしびれなどを伴っているのか。
こうした情報を整理しましょう。
当院では、慢性腰痛について、症状の場所だけでなく、いつ痛むのか、どんな動作で痛むのか、日中と夜間でどう違うのかなども確認します。
なお、夜間に強い痛みが続く、安静にしていても強い痛みがある、発熱などを伴う、急激に症状が変化したなどの場合には、慢性腰痛だからと自己判断せず、医療機関での確認を優先してください。
・寝返りは腰だけをひねる動作ではなく、脚、骨盤、背中など身体全体を使っています。
・寝返りへの不安から身体を固めすぎていないか、どの動作なら無理なくできるのかを確認しましょう。
・寝返りのときだけ痛いのか、安静にしていても痛いのかなど、夜間の症状の出方を確認することも大切です。
寝返りをするたびに腰が痛いと、睡眠そのものが不安になってしまいます。
「寝返りをしたらまた痛くなる」
と考えることで、身体を動かすことを避けてしまうこともあります。
しかし、寝返りは腰だけで行っている動作ではありません。
脚。
股関節。
骨盤。
背中。
肩。
さまざまな部分が一緒に動いています。
東大阪市のひがし整骨院、八戸ノ里ここから整骨院、長瀬ここから整骨院では、慢性腰痛について腰だけではなく、身体全体の動きや姿勢、歩行なども確認しています。
「寝返りが痛い」
「夜中に身体を動かすのが怖い」
という方は、寝返りのどの瞬間に痛いのか、左右で違いがあるのか、日中のひねり動作ではどうなのかを確認してみてください。
また、夜間に強い痛みが続く、安静にしていても痛みが強い、脚の力が入りにくい、排尿・排便に関する異常があるなどの場合には、慢性腰痛と自己判断せず、医療機関での確認を優先してください。
寝返りを完全に避けることを目標にするのではなく、現在の身体がどのように動くのかを知り、無理なく動かせる範囲を確認することから始めてみましょう。
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