
腰痛が少し楽になった。
これで安心できると思った。
ところが、数週間するとまた腰が痛くなった。
以前より良くなったと思ったのに、仕事をすると再びつらくなった。
そんな経験はありませんか?
慢性腰痛を抱えている方の中には、「腰痛が良くなったり悪くなったりを繰り返している」という方が少なくありません。
一度楽になっても、しばらくするとまた腰が気になる。
そのたびに「また腰を悪くしてしまったのかな」と不安になることもあるでしょう。
しかし、腰痛の変化は必ずしも「良くなったか、悪くなったか」の二択ではありません。
仕事量が増えた。
睡眠不足が続いた。
長時間座る日が続いた。
いつもより身体を動かした。
家事が忙しかった。
このように、生活環境によって身体の感じ方が変化することがあります。
また、腰痛が長く続くと、「腰を動かすのが怖い」という感覚から、身体の使い方が変わってしまう場合もあります。
痛みを避けるために身体を固める。
腰をあまり動かさない。
片側へ体重をかける。
こうした状態が続くことで、普段の動作に変化が生じることがあります。
ただし、これらはあくまで考えるべき要素の一つです。
「繰り返す腰痛は必ず身体の使い方が原因」と決めつけることもできません。
慢性腰痛を考えるときには、症状の変化と生活の変化を一緒に確認することが大切です。
今回は、腰痛が良くなったり悪くなったりを繰り返している方に向けて、症状の波をどのように捉えればよいのか、確認したいポイントについて解説します。
・慢性腰痛が良くなったり悪くなったりを繰り返している方
・腰痛が一度楽になっても再び痛くなる方
・「なぜ腰痛を繰り返すのか」と悩んでいる方
「痛みが戻った=最初の状態に戻った」とは限りません
腰痛が再び出てくると、
「また最初からやり直しだ」
「腰が悪くなってしまった」
と感じる方もいるでしょう。
しかし、以前と現在の状態がまったく同じとは限りません。
例えば、
以前は歩くのもつらかった。
現在は歩けるけれど、長時間座ると腰が気になる。
以前は前にかがめなかった。
現在は前屈できるけれど、動かした後に違和感がある。
このような変化があります。
つまり、痛みが再び出たとしても、身体の状態すべてが以前に戻ったとは限りません。
そこで大切なのが、「何ができるようになったか」を確認することです。
腰痛の数字だけではなく、
歩ける距離。
座れる時間。
立ち上がり。
階段。
前屈。
仕事。
家事。
こうした日常生活の変化を見てみましょう。
例えば、以前は30分座ると腰が痛かった。
現在は1時間座れるようになった。
それでも1時間を超えると腰が気になる。
この場合、症状は完全になくなっていなくても、身体の状態には変化があります。
慢性腰痛では、「痛みがあるかないか」だけで判断すると、小さな改善を見落としてしまうことがあります。
また、反対に「少し楽になったから完全に問題ない」と判断する必要もありません。
症状がどのように変化しているのかを継続的に確認することが大切です。
当院でも、腰痛の施術では毎回の痛みだけではなく、前回と比べてどのように動けるようになったのか、日常生活がどう変化したのかを確認します。
腰痛が再び気になったときは「直前の生活」を振り返ってみましょう
腰痛が再び出てきたときに確認したいのが、その直前の生活です。
例えば、
仕事が忙しかった。
長時間座っていた。
車に長時間乗った。
引っ越しや大掃除をした。
子どもの世話で身体を使った。
運動量が増えた。
睡眠時間が短かった。
このような変化がなかったか振り返ってみましょう。
もちろん、「これをしたから腰痛になった」とすぐに原因を決める必要はありません。
しかし、症状が出る前の生活を確認することで、自分の身体の傾向が見えてくる場合があります。
例えば、
普段は問題ないけれど、長時間車に乗った翌日は腰が気になる。
忙しい週が続くと腰が重くなる。
睡眠不足が続くと身体の調子が悪い。
このようなパターンです。
また、仕事だけでなく休日の過ごし方も確認してみましょう。
平日はよく歩いている。
休日は一日中ソファに座っている。
このような生活の違いがあるかもしれません。
逆に、休日にスポーツをして腰が気になる方もいます。
大切なのは、「運動が良い」「安静が良い」と一律に決めることではありません。
自分自身の身体がどのように反応しているのかを確認することです。
また、腰痛が気になるときには、身体をまったく動かさなくなる方もいます。
しかし、慢性腰痛の場合には、状態に合わせて無理のない範囲で身体を動かすことも重要です。
痛みが強い場合には無理をせず、現在できる範囲を確認しましょう。
当院では、その日の身体の状態を確認したうえで、無理のない範囲で施術や身体の動きを確認していきます。
「腰を繰り返し痛める」からこそ、腰だけではなく身体全体を見直しましょう
慢性腰痛が何度も繰り返されると、
「腰の筋肉が弱いのかな」
「腰が硬いのかな」
と考える方が多いでしょう。
もちろん、腰周辺の筋肉や関節の状態を見ることは大切です。
しかし、腰は身体の中央にあるため、さまざまな動作に関係しています。
歩く。
立つ。
座る。
しゃがむ。
身体をひねる。
物を持つ。
こうした動作では、腰だけでなく股関節や膝、足、背中なども一緒に動きます。
例えば、股関節が動きにくいことで、身体を前へ倒すときに腰の動きが大きくなる場合があります。
また、身体をひねる動作で腰ばかりを使っている場合もあります。
こうした身体の使い方を確認することは、慢性腰痛を考えるうえで重要です。
当院では、腰痛の状態を確認するときに、腰だけでなく身体全体の動きを確認します。
前屈。
後屈。
左右への動き。
身体をひねる動作。
片脚立ち。
歩行。
立ち上がり。
こうした動きを確認し、身体の使い方を見ていきます。
また、姿勢だけで判断することもありません。
「姿勢が悪いから腰痛になった」と決めつけるのではなく、実際に身体を動かしたときにどのような特徴があるのかを確認します。
施術についても、その日の状態に合わせてソフトに行います。
施術前後で身体の動きを確認し、変化を本人にも確認してもらいます。
慢性腰痛では、痛みを完全になくすことだけを目標にするのではなく、
「以前より長く座れる」
「立ち上がりやすくなった」
「身体を動かしやすい」
など、日常生活の変化にも目を向けることが大切です。
・腰痛が再び出たからといって、身体の状態がすべて以前に戻ったとは限りません。
・腰痛が悪化したときは、直前の仕事量や運動、睡眠、長時間座るなど生活の変化を振り返りましょう。
・慢性腰痛を繰り返す場合は、腰だけでなく股関節や背中、身体全体の動きも確認することが大切です。
慢性腰痛が良くなったり悪くなったりすると、
「何をしてもまた痛くなる」
「腰痛はずっと治らないのではないか」
と不安になることもあるでしょう。
しかし、症状に波があるからといって、毎回すべてが振り出しに戻っているとは限りません。
大切なのは、
以前と比べて何ができるようになったのか。
どんなときに症状が出るのか。
症状が出る前に生活の変化があったのか。
身体の動かし方は変わっていないか。
という点を確認することです。
東大阪市のひがし整骨院、八戸ノ里ここから整骨院、長瀬ここから整骨院では、慢性腰痛について、腰だけを見るのではなく、身体全体の動きや姿勢、日常生活での負担なども含めて状態を確認しています。
「腰痛を何度も繰り返している」
「良くなったと思ったらまた痛くなる」
という方は、一度現在の身体の状態を整理してみましょう。
また、強い痛みが突然出た場合や、脚のしびれ、力が入りにくい、排尿・排便に関する異常などがある場合には、自己判断で様子を見るのではなく、医療機関での確認を優先してください。
慢性腰痛は、「痛みがあるか、ないか」だけではなく、身体がどのように動くようになったのか、日常生活がどう変化したのかを見ることも大切です。
良くなった部分と、まだ気になる部分を分けて考えながら、現在の身体の状態を丁寧に確認していきましょう。
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