
こんにちは。ひがし整骨院/ここから整骨院グループです。
SNSを見ていて、「みんな楽しそう」「自分より幸せそう」と感じたことはありませんか?
旅行に出かけている人。
おしゃれなお店で食事をしている人。
家族で楽しそうに過ごしている人。
仕事がうまくいっている人。
そんな投稿を続けて見ていると、自分の生活には何かが足りないような気持ちになることがあります。
でも、本当に「幸せが足りない」のでしょうか。
もしかすると、今ある幸せが見えにくくなっているだけかもしれません。
今回は、同じ出来事でも「どこを見るか」で感じ方が変わることについて、コップの水の例や日常生活を通して考えていきます。
・「もっと欲しい」「まだ足りない」と考えることが多い方
・今の生活に大きな不満はないのに、なぜか満たされない方
なぜ周りの人ばかり幸せそうに見えるのか
なぜSNSを見ていると、自分より周りの人の方が幸せそうに感じるのでしょうか。
ひとつ考えておきたいのは、私たちがSNSで見ているのは、その人の生活の「一部分」だということです。
旅行に行った日。
おいしい料理を食べた瞬間。
家族で笑っている写真。
仕事で成果が出た報告。
当然ですが、その人にも疲れている日があります。
人間関係で悩む日もあれば、身体の調子が悪い日もあります。
しかしSNSでは、楽しかった瞬間や人に見せたい出来事が目に入りやすくなります。
その一方で、自分については、良いところも悪いところも全部知っています。
朝起きて眠たい。
仕事に行くのが面倒。
家事がたまっている。
身体が疲れている。
そんな自分の日常全部と、誰かの「一番良く見える瞬間」を比べれば、自分が物足りなく感じるのも不思議ではありません。
「あの人は旅行に行っているのに、自分はどこにも行けていない」
「あの人は家族が仲良さそうなのに、うちはそんな感じじゃない」
「あの人は仕事もうまくいっている。自分はまだまだだ」
こうして比べているうちに、本来は持っているものまで見えにくくなります。
ここで大切なのは、「人と比べてはいけない」と自分を責めることではありません。
人を見て「いいな」と感じること自体は自然です。
ただ、その気持ちから「自分には何もない」と結論づけてしまわないことです。
周りがうらやましくなった時は、「今、自分は他人の良い部分と、自分の足りない部分だけを比べていないかな」と一度考えてみるだけでも、見え方は変わります。
同じコップでも、見方はひとつではありません
どうすれば、今あるものにも目を向けられるのでしょうか。
ここで、半分まで水が入ったコップを想像してみてください。
それを見て、
「半分しか入っていない」
と思う人もいます。
一方で、
「半分も入っている」
と思う人もいます。
よく言われる「マイナス思考とプラス思考」の例です。
でも、今回もうひとつ考えてみたい見方があります。
それが、
「半分も残してくれていて、ありがたいな」
と受け取る見方です。
コップに入っている水の量は変わっていません。
変わったのは、見ている人の受け取り方です。
これは「何でもポジティブに考えればよい」という話ではありません。
水が少なくて困る場面なら、「足りない」と気づくことも必要です。
問題を見ないふりをする必要もありません。
ただ、「足りないもの」だけに注意を向ける習慣が続くと、「すでにあるもの」が目に入りにくくなります。
では、今度は水がいっぱい入ったコップを想像してみてください。
そこで、
「100%しか入ってないやん。もっと入れて!」
と言っている人がいたら、少し不思議に感じますよね。
でも、私たちも日常生活では似たことをしているのかもしれません。
目が見える。
耳が聞こえる。
自分の足で歩ける。
ご飯が食べられる。
帰る家がある。
大切な人と話せる。
これだけ多くのものを持っていても、
「もっとお金が欲しい」
「もっと時間が欲しい」
「もっと楽になりたい」
「あの人が持っているものが欲しい」
と考え続けることがあります。
もちろん、より良い生活を目指すことは悪いことではありません。
目標を持つことも大切です。
しかし、「次の何かを手に入れたら幸せになれる」という考えだけになってしまうと、手に入れても、また次の不足を探すことがあります。
ここでひとつ、想像してみてください。
仮に100億円をもらえる代わりに、両目や両手を手放してくださいと言われたらどうでしょうか。
多くの人は、「それならお金はいらない」と考えるのではないでしょうか。
それほど大切なものを、私たちは最初から持っています。
それなのに、そのありがたさを普段どれほど感じているでしょうか。
「ないものを諦める」という話ではありません。
欲しいものを目指しながら、今持っているものの価値も忘れない。
その両方を持つことが大切です。
私たちの普通の毎日が、誰かにとっての夢かもしれません
今ある幸せに気づくには、どんな見方ができるでしょうか。
今回の「ここからマガジン」では、小児がん病棟で子どもたちが語る夢として、次のようなものを紹介しました。
「家族と一緒に外食したい」
「家に帰りたい」
「大人になりたい」
私たちにとっては、何でもないように感じることです。
家族とご飯を食べる。
自分の家で眠る。
学校へ行く。
仕事へ行く。
年齢を重ねる。
しかし、それが誰かにとっては「どうしても叶えたい夢」であることもあります。
魚は海の中で生きています。
でも、ずっと海の中にいる魚は、「自分は海の中にいる」と意識することはないかもしれません。
私たちも同じです。
幸せの中にいるからこそ、その幸せが見えなくなることがあります。
身体が痛くなって初めて、「痛くないってありがたかった」と気づく。
体調を崩して初めて、「普通に仕事へ行けるってすごいことだった」と感じる。
大切な人と会えなくなって初めて、「もっと話しておけばよかった」と思う。
失ってから初めて気づくことは、たくさんあります。
だからこそ、ときどき立ち止まって、「今、自分の周りには何があるだろう」と見てみることが大切です。
家がある。
食事ができる。
今日も歩ける。
話せる人がいる。
誰かから必要とされている。
完璧な生活ではなくても、すでに持っているものは意外とたくさんあります。
上皇后美智子さまの言葉として、次の言葉が紹介されています。
「『幸せな子』を育てるのではなく、どんな境遇におかれても『幸せになれる子』を育てたい。」
大切なのは、いつでも理想的な環境を用意することだけではなく、どんな状況でも自分の周りにある小さな幸せに気づける心を育てていくことなのではないでしょうか。
これは子どもだけの話ではありません。
大人になってからでも、見方は変えていけます。
SNSを見て「みんな幸せそう」と感じた時。
そこで終わらず、スマートフォンから一度目を離してみます。
今日もご飯がおいしかった。
家に帰る場所がある。
身体が動く。
話せる人がいる。
「自分にも、ちゃんとあるな」と気づければ、それだけでも見える景色は少し変わります。
同じ毎日でも、どこを見るかで世界は変わります。
・「半分しかない」「半分もある」だけでなく、「半分も残っていてありがたい」という見方もできます。
・幸せを増やすことだけではなく、すでに自分の周りにある幸せに気づく心を育てることも大切です。
誰かをうらやましいと思った時、「そんなことを考えてはいけない」と自分を責める必要はありません。
まずは、「自分はいま何を見ているんだろう」と考えてみてください。
足りないものだけを見ているのか。
それとも、今あるものにも目を向けられているのか。
環境をすべて変えなくても、見る場所は変えられます。
同じ毎日でも、どこを見るかで世界は変わります。
今日、あなたのまわりにある「幸せ」は何ですか?
また、身体に痛みや不調がある時には、心の余裕がなくなり、「ありがたいことに目を向けよう」と言われても難しいことがあります。
そのような時に無理に前向きになる必要はありません。
ひがし整骨院/八戸ノ里ここから整骨院/長瀬ここから整骨院では、身体の状態だけでなく、日常生活で何に困っているのか、どのような不安を感じているのかも大切にしながらお話を伺っています。
身体の不調によって「いつもの生活」が送りにくくなっている方は、お気軽にご相談ください。
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