
仕事で長時間座っていると腰が痛くなる。
朝はそれほど気にならないのに、夕方になると腰が重い。
椅子から立ち上がるときに腰が伸びにくい。
車を長時間運転すると腰がつらくなる。
座っている時間が長いほど腰の症状が気になる。
このようなお悩みはありませんか?
慢性的な腰痛を抱えている方の中には、「座っていることが腰痛の原因なのでは?」と考えている方も多いでしょう。
確かに、長時間同じ姿勢を続けることは、腰に負担を感じるきっかけの一つになることがあります。
しかし、ここで大切なのは、「座り姿勢が悪いから腰痛になる」と単純に考えないことです。
同じ時間座っていても、腰が気になる人とそれほど気にならない人がいます。
また、同じ人でも、ある日は何ともないのに、別の日には腰がつらくなることがあります。
そこには、座り方だけではなく、その日の活動量、睡眠、身体の動かし方、仕事の内容、休憩の取り方など、さまざまな要素が関係している可能性があります。
例えば、パソコン作業をしているときに前かがみになる。
集中しているため、長時間ほとんど姿勢を変えない。
電話をしながら身体を片側へ傾ける。
足を組んだ状態を長く続ける。
こうした習慣が毎日のように繰り返されると、身体の使い方にも偏りが生まれます。
また、腰が痛いからといって、ずっと動かないようにすることが必ずしも良いとは限りません。
「腰が痛いからできるだけ座っている」
「腰を動かさないようにしている」
という生活になると、かえって身体を動かす機会が減ってしまうこともあります。
慢性腰痛を考えるときには、「腰そのもの」だけではなく、「腰をどのように使っているのか」という視点が大切です。
今回は、長時間座ると腰がつらくなる慢性腰痛について、座り姿勢だけに原因を求めるのではなく、日常生活や身体の動きまで含めて考えていきます。
・デスクワークで長時間座っていると腰が痛くなる方
・車の運転や座り仕事の後に腰が重くなる方
・慢性的な腰痛があり、座り方を見直したい方
長時間座っていると腰がつらくなるのはなぜ?
長時間座っていると腰が気になる方は、「座っている時間」に注目しがちです。
しかし、実際には「どのように座っているか」も重要です。
例えば、背中を丸めたまま長時間作業している。
身体を前へ倒した状態でパソコンを見ている。
腰を片側へ寄せて座っている。
足を組んだまま長時間過ごしている。
こうした姿勢が続いていないでしょうか。
ただし、「この姿勢が悪いから腰痛になる」と決めつける必要はありません。
人の身体は、同じ姿勢を長時間続けることよりも、「姿勢を変えられない状態」が負担になる場合があります。
例えば、正しい姿勢を意識していても、2時間まったく身体を動かさなければ、身体は疲れてきます。
反対に、少し姿勢を変えたり、立ち上がったり、歩いたりすることで身体が楽になる方もいます。
そのため、慢性腰痛がある方は、「正しい座り方を一つ覚える」だけではなく、「同じ姿勢を続けすぎない」という視点も持ってみましょう。
仕事中に一度立つ。
少し歩く。
身体を伸ばす。
座り直す。
こうした小さな変化でも、身体を動かすきっかけになります。
また、自分がどのようなときに腰痛を感じるのかを確認してみましょう。
30分座ると痛いのか。
1時間くらいで気になるのか。
2~3時間するとつらいのか。
立ち上がった瞬間が一番つらいのか。
歩き始めると楽になるのか。
このように症状の出方を確認することが大切です。
当院では、慢性腰痛について相談された場合、腰の状態だけではなく、座る、立つ、歩く、身体を前へ倒すなど、日常生活で行う動作も確認します。
「腰が痛い」という症状だけを見るのではなく、「腰がどのように使われているのか」を確認するためです。
腰痛がある人ほど「腰だけで動いていないか」を確認しましょう
身体を動かすとき、腰だけが働いているわけではありません。
立ち上がるときには、股関節や膝も使います。
歩くときには、足や骨盤、背中などが連動します。
身体をひねるときにも、腰だけではなく背中や股関節などが関係します。
ところが腰痛が長く続くと、知らないうちに身体の使い方が変わることがあります。
例えば、腰を動かすのが怖い。
腰をなるべく動かさない。
身体をひねるときに腰を固める。
立ち上がるときに腰へ力を入れる。
こうした動作になっていないでしょうか。
これは「腰を守ろう」とする身体の反応とも考えられます。
しかし、長期間にわたって同じ動き方を続けていると、身体の一部分へ負担が集中することがあります。
例えば、椅子から立ち上がるときに腰だけを前へ曲げて立つ。
本来なら股関節や膝なども一緒に使いますが、腰を中心に動かしているかもしれません。
また、床にあるものを拾うときにも、腰だけを曲げる習慣があるかもしれません。
慢性腰痛では、「腰が硬い」「腰の筋肉が弱い」という一点だけではなく、身体全体がどのように動いているのかを見ることが大切です。
当院では、腰痛の状態を確認するときに、腰の動きだけでなく、股関節や骨盤、背中などの動きも確認します。
身体を前へ倒す。
後ろへ反らす。
身体を左右へひねる。
片脚で立つ。
椅子から立つ。
こうした動きを確認しながら、現在の身体の使い方を見ていきます。
施術を行う場合も、強い刺激を加えることだけを目的にするのではなく、その日の身体の状態に合わせてソフトに進めます。
そして施術前後で動きを確認し、「少し動かしやすくなった」「立ち上がりやすい」などの変化を確認します。
座り仕事が多い人は「腰痛が出る時間帯」を確認してみましょう
慢性腰痛がある方は、一日の中でいつ症状が強くなるのかを確認してみましょう。
朝起きたとき。
仕事を始めた直後。
昼過ぎ。
夕方。
仕事が終わったあと。
寝る前。
どの時間帯が一番つらいでしょうか?
例えば、朝はそれほど痛くないけれど、夕方になると腰が重くなる。
この場合、仕事中の座り姿勢や活動量なども確認する材料になります。
反対に、朝起きたときから腰がつらく、仕事を始めると少し楽になる方もいるでしょう。
この場合は、また違った視点で身体の状態を確認する必要があります。
つまり、「慢性腰痛だからこうなる」という一つのパターンに当てはめるのではなく、自分自身の症状の出方を見ることが大切です。
簡単なメモでも構いません。
「午前中は問題なし」
「14時ごろから腰が重い」
「立ち上がるときにつらい」
「帰宅後に少し楽」
など、記録してみましょう。
また、その日の生活も一緒に振り返ってみてください。
睡眠時間。
仕事の忙しさ。
歩いた時間。
運動したかどうか。
車に乗った時間。
家事の量。
こうした情報も、慢性腰痛を考えるうえで役立ちます。
腰痛は「腰だけの問題」と考えてしまうと、改善のための視点が狭くなります。
普段の生活の中で身体をどう使っているのか。
どんなときに症状が出るのか。
どんなときに楽なのか。
こうしたことを確認することが大切です。
・長時間座ると腰が痛い場合は、座り方だけでなく同じ姿勢を続けていないか確認しましょう。
・腰だけで動くのではなく、股関節や膝、背中など身体全体を使えているか確認することも大切です。
・慢性腰痛は、一日の中で症状が強くなる時間帯や生活状況を確認してみましょう。
長時間座ることが多い生活では、腰の症状が気になりやすくなることがあります。
しかし、「座り姿勢が悪いから腰痛になる」と単純に考えるのではなく、
どのくらい座るとつらいのか。
どんな姿勢で座っているのか。
立ち上がるとどうなのか。
歩くとどう変化するのか。
一日の中でいつ気になるのか。
こうした点を確認してみましょう。
東大阪市のひがし整骨院、八戸ノ里ここから整骨院、長瀬ここから整骨院では、慢性腰痛について腰だけを見るのではなく、姿勢や身体全体の動き、日常生活での負担なども確認しています。
「デスクワークをしていると腰がつらい」
「座っている時間が長いと腰が重くなる」
「立ち上がるときに腰が気になる」
という方は、一度ご自身の身体の使い方を振り返ってみてください。
慢性腰痛は、長く続いているからこそ、痛みの場所だけではなく、生活の中でどのように身体を使っているのかを見ることが大切です。
無理のない範囲で姿勢を変えたり、身体を動かしたりしながら、自分の腰の状態を確認していきましょう。
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