
なぜ交通事故後の首の痛みは、事故直後だけではなく、その後の生活の中で気になってくることがあるのでしょうか。
秋になると、日中と朝晩の気温差が大きくなり、服装や生活リズムも変わってきます。
さらに、連休や行楽などで車を運転する機会が増える方もいます。
交通事故は突然起こるため、事故直後は身体のことよりも、警察への連絡や相手方とのやり取り、車の状態などに意識が向きやすくなります。
そのため、落ち着いてから首や肩の違和感に気づくことがあります。
「首を左右に向きにくい」
「肩が重く感じる」
「振り向くと違和感がある」
「事故後から頭が重い」
このような変化があると、不安になる方もいるでしょう。
では、交通事故後の首の症状がある場合、まず何をすればよいのでしょうか。
重要なのは、症状を我慢し続けることでも、自己判断で原因を決めることでもありません。
事故前と事故後で身体にどのような変化が出たのかを整理し、必要な診察を受けたうえで、自分の状態に合った対応を考えることです。
日本整形外科学会では、交通事故などによる頚部の外傷後に、首の痛み、肩こり、頭痛、めまい、手のしびれなどが生じることがあると説明しています。また、いわゆる「むちうち」は医学的な傷病名ではなく、具体的な状態について医師による診断が必要とされています。
交通事故後の首の痛みは、「これくらいなら大丈夫」と決めつけず、身体の変化を丁寧に確認することが大切です。
・秋の交通事故後から首や肩の違和感が気になる方
・事故後に首が動かしにくくなった方
・東大阪市で交通事故後の身体について相談したい方
交通事故後の首は「痛み」以外の変化にも注目しましょう
なぜ交通事故後の首について考えるとき、痛みの強さだけでは不十分なのでしょうか。
交通事故後の身体には、痛み以外にもさまざまな変化が出ることがあるからです。
例えば、首を左右に向きにくい。
上を向きにくい。
肩が張る。
頭が重い。
腕に違和感がある。
長時間同じ姿勢を取るとつらくなる。
このような変化があれば、事故前と比べてどう違うのかを確認してみましょう。
「痛みは2くらいだから大丈夫」と考えてしまう方もいます。
しかし、痛みが強くなくても、以前できていた動作ができなくなっている場合があります。
例えば車を運転するときです。
交通事故前は、後方確認のために普通に振り向けていた。
ところが事故後は首を動かしづらく、身体ごと向きを変えるようになった。
この場合、痛みの数字だけでは現在の身体の状態を十分に表せません。
どうすれば自分の身体の変化を把握できるのでしょうか。
まず、「事故前はできていたこと」を思い出してみましょう。
運転。
仕事。
家事。
睡眠。
スポーツ。
子どもの抱っこ。
こうした日常動作について、事故後に変化した部分がないかを確認します。
また、症状がいつ出るのかも重要です。
朝起きたとき。
仕事中。
長時間運転したあと。
夕方。
寝る前。
このように時間帯によって変化することもあります。
交通事故後の首の症状は、事故の状況だけではなく、その後の生活によって感じ方が変わることもあります。
事故後に仕事へ復帰した。
運転時間が長くなった。
睡眠時間が短くなった。
事故の手続きで忙しい。
このような変化がないかも振り返ってみましょう。
「交通事故だから首が痛い」と一つの原因だけに決めつけるのではなく、事故前後の違いを整理することが大切です。
交通事故後の首の施術では、首だけを見るのではなく動きを確認します
どうすれば交通事故後の首の状態を具体的に確認できるのでしょうか。
まず、患者さんが実際に困っている動作を確認することです。
首を左右に向く。
上を向く。
下を向く。
肩を上げる。
腕を動かす。
身体を振り向く。
こうした動作を確認します。
首だけを動かしたときに違和感があるのか。
肩や背中を動かすと変化するのか。
姿勢を変えると感じ方が変わるのか。
身体の動きを確認することで、現在の状態を整理しやすくなります。
当院では、交通事故後の施術を行う際、痛みのある場所だけを見るのではなく、首や肩、背中などの動きも確認します。
また、事故後は身体をかばうことで、普段とは違う動きになっている場合もあります。
「首を動かすと怖いから、身体全体を使って振り向く」
「痛くならないように肩を上げたまま生活している」
このような身体の使い方が続いていないかも確認します。
施術についても、強い刺激を加えることだけを目的にはしません。
その日の身体の状態を確認し、必要に応じてソフトな施術を行います。
施術前後には、最初に気になっていた動作をもう一度確認します。
「右を向きやすくなった」
「肩を上げたときの感じが違う」
「首を動かすことへの不安が少し減った」
など、具体的な変化を患者さん自身に確認していただくことも大切です。
ただし、交通事故後の首の症状すべてを整骨院で判断できるわけではありません。
日本整形外科学会も、外傷性頚部症候群について、必要に応じてレントゲンやMRIなどによる確認が行われることを説明しています。
そのため、医療機関で確認することと整骨院で行う施術を分けて考えることが大切です。
秋の運転では「振り向く動作」に違和感がないか確認しましょう
どうすれば交通事故後の首の状態を日常生活の中でも確認できるのでしょうか。
車を運転する方は、左右を確認するときの首の動きを意識してみましょう。
交通事故後に首が動かしづらい場合、後方確認の動作が以前と変わっていることがあります。
ただし、痛みを我慢して無理に首を動かす必要はありません。
運転に必要な確認動作が十分にできないと感じる場合には、安全を優先してください。
また、事故後に強い頭痛、意識の変化、手足の麻痺や明らかな力の入りにくさなどがある場合には、医療機関へ相談することが重要です。
交通事故後は、「痛みがあるか」だけではなく、「安全に日常生活を送れる状態なのか」という視点も大切です。
・交通事故後は痛み以外の身体の変化も確認しましょう。
・事故前と比べてできなくなった動作を整理しましょう。
・首の症状は必要に応じて医療機関で確認しましょう。
秋は車での外出や長距離運転などが増える時期でもあります。
交通事故は突然起こるため、事故後は身体のことよりも事故処理や仕事のことを優先してしまう方も少なくありません。
しかし、落ち着いてから首や肩の違和感に気づくこともあります。
東大阪市にあるひがし整骨院、八戸ノ里ここから整骨院、長瀬ここから整骨院では、交通事故後の首や肩、腰などの症状について、患者さんのお話を伺いながら身体の状態を確認しています。
事故前と比べて首が動かしにくい、肩が重い、運転中の振り向きが気になるなど、具体的な変化がある方は、現在の状態を一度整理してみてください。
必要に応じて医療機関での確認も行いながら、自分の身体の状態に合わせて施術や日常生活での対応を考えていくことが大切です。
柔道整復師 東剛士が監修しています
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