
腰椎椎間板ヘルニアと聞くと、
「手術しないと治らないのでは?」
と不安になる方は多いと思います。
ですが実際には、手術にも保存療法にもそれぞれ特徴があり、どちらが合うかは状況によって変わります。
今回は、研究結果をもとに、ヘルニアに対する「手術」と「保存療法」の違いをわかりやすくお伝えします。
・手術をすすめられて迷っている方
・保存療法で本当に良くなるのか気になっている方
手術は“早く痛みを減らしたい人”に有効
腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛の患者さん370名を対象に、
・外科手術(椎間板切除)
・保存療法
を比較した研究があります。
この研究では、6週、12週、1年、2年という流れで経過を追っています。
まず大きな差が出たのは、6週間後の時点です。
痛みが50%以上軽減した人の割合は、
・手術群:48%
・保存療法群:17%
でした。
この結果から分かるのは、
短期間で痛みを軽くしたい場合は、手術の方が有利になりやすい
ということです。
たとえば、
・痛みが強くて日常生活がかなりつらい
・仕事や家事にすぐ戻りたい
・少しでも早く楽になりたい
こうした状況では、手術が一つの有力な選択肢になります。
つまり手術は、
“回復までのスピード”を重視する人に向いている
と言えます。
ただし、ここで大切なのは、手術が万能というわけではないことです。
手術は、あくまで「早く楽になる可能性がある方法」であって、すべての人に必ず必要な方法ではありません。
長い目で見ると、保存療法でも十分回復が期待できる
この研究でとても大切なのは、短期の結果だけではありません。
1年後の時点では、手術を受けたグループの方が、身体機能の改善でやや優れていました。
しかし、さらに2年後まで追っていくと、
多くの指標で手術群と保存療法群の差はほとんどなくなっていました。
これはかなり重要なポイントです。
つまり、
長期的に見ると、保存療法でも手術と同じくらいの回復が期待できる
ということです。
この結果は、
「手術しないと一生治らないのでは」
と不安になっている方にとって、大きな安心材料になると思います。
もちろん、すべての方が同じ経過をたどるわけではありません。
ですが少なくとも、研究としては、
・手術の方が最初は改善が早い
・でも長期では保存療法でも差が小さくなる
という流れが見えています。
このことから、ヘルニアと診断されたからといって、すぐに手術を選ばなければならないわけではありません。
むしろ多くの場合は、
まず保存療法を行い、それでもつらさが強い場合に手術を考える
という流れが現実的です。
ここで大切なのは、
「手術か、保存か」
を白黒で考えすぎないことです。
どちらが正しいかではなく、
今の自分にとって何を優先するか
で考えることが重要です。
選ぶときに大切なのは“自分の状態”と“優先したいこと”
ヘルニアの治療を考えるときに大切なのは、単に「手術の方がいい」「保存療法の方がいい」と決めつけないことです。
見るべきポイントは主に3つあります。
1つ目は、痛みの強さと生活への影響です。
・歩くのもつらい
・座っていられない
・仕事や家事がかなり難しい
このように生活への影響が大きい場合は、早く痛みを減らす方法として手術を考える意味があります。
一方で、
・少し痛いけれど動ける
・工夫すれば日常生活はなんとか送れる
・時間をかけてもいいので体に負担の少ない方法を選びたい
という場合は、保存療法から始める選択が十分考えられます。
2つ目は、どれくらい早く改善したいかです。
手術は短期間での改善が期待できますが、身体への負担やリスクもあります。
保存療法は回復までに時間がかかることもありますが、その分、体に大きな処置を加えず進めることができます。
この違いを理解しておくことが大切です。
3つ目は、不安に流されすぎないことです。
ヘルニアと診断されると、
「もう悪くなる一方かもしれない」
「動いたら危ないのでは」
と思ってしまう方も少なくありません。
ですが、ヘルニアがあるからといって、すべての人が手術になるわけではありません。
多くの方は、保存療法の中で少しずつ回復していく可能性があります。
そのため、必要以上に怖がって何もできなくなるより、今の状態をきちんと見ながら、無理のない範囲で進めていくことが大切です。
ここから整骨院グループでも、ヘルニアの方に対して、
・今の状態をわかりやすく説明すること
・不安を減らすこと
・無理のない動き方や過ごし方をお伝えすること
を大切にしています。
治療法の選択で大切なのは、
焦って決めることではなく、納得して選ぶこと
です。
・手術は短期間で痛みを軽くしやすく、早く楽になりたい人には有効な選択肢になる
・長期的には、保存療法でも手術と大きな差がなくなる可能性がある
・治療法は「痛みの強さ」「生活への影響」「回復スピードの希望」をもとに選ぶことが大切
柔道整復師 東剛士が監修しています
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