整骨院や整体院で「ボキボキ」と音を鳴らされる矯正を受けたことがある方も多いのではないでしょうか？

しかし、中には「施術後に痛みが悪化してしまった…」「首や肩の違和感がずっと取れない…」「シビレが残ってしまった…」

このような悩みを抱えて当院に相談に来られる方も少なくありません。

実際、海外では自分で首を鳴らしてしまった結果、死亡に至った例も報告されています。

また、日本の厚生労働省も過度な矯正に対して注意を促しています。

本記事では、ボキボキ矯正の仕組みやリスク、そしてより安全なケア方法について詳しく解説します。

• ボキボキ矯正の安全性が気になる方

• 施術後に痛みや違和感が残ってしまった方

• 正しい身体のケア方法を知りたい方

ボキボキ矯正の仕組みとは？

1-1 「ボキッ」という音の正体

矯正時に鳴る「ボキッ」という音は、関節内の液体が気化する「キャビテーション現象」によるものです。

これは瞬間的な現象であり、骨のズレが正された証拠ではありません。

1-2 ボキボキ矯正が関節に与える影響

ボキボキ矯正の際、関節内部には大きな衝撃が加わります。
一部の研究では、約1トンの圧力がかかるとも言われています。

この強い衝撃によって、

• 関節が変形（骨棘の形成）する

• 靭帯が損傷する

• 血管や神経が圧迫される

といった問題が発生する可能性があります。

特に首の矯正は、脳へ血流を送る動脈にも影響を与え、脳卒中のリスクを高める危険性があると指摘されています。

ボキボキ矯正のリスクとは？

2-1 首の矯正による危険性

首には多くの神経や血管が集まっているため、強い刺激を加えることでさまざまな後遺症を引き起こす可能性があります。

● 研究データ

• イギリスのブルネル大学の研究では、首を鳴らすことで脳卒中のリスクが高まると警告されています。

• 頸椎動脈が損傷し、脳卒中につながるケースも報告されています。
  
  
  

2-2 「矯正＝歪みを治している」は誤解

「矯正＝骨の歪みを正している」と思われがちですが、これは必ずしも正しい認識ではありません。

• 骨のズレが痛みの原因とは限らない

• 歪みは誰にでもあるもので、必ずしも悪いわけではない

• 矯正をしなくても、痛みを改善する方法はある
  
  
  

ボキボキ矯正を受けることで、一時的にスッキリした感覚を得られることがありますが、これは筋肉が伸びたり、疲労物質が流れることによる一時的なものです。

安全で効果的な施術とは？

3-1 当院の施術の特徴

当院では、以下のアプローチで身体の不調を改善しています。

• 脳や神経にアプローチする施術

• 痛みの本当の原因を見極める治療

• ソフトな施術でも1回で変化を実感できる
  
  

強い力を加えずに、身体本来の機能を取り戻すことで、痛みや不調を改善へ導きます。

3-2 こんな方におすすめ

• どこに行っても改善しなかった痛みがある

• 矯正後に違和感が残っている

• 身体に負担をかけずに根本から改善したい
  
  

当院の施術は、柔道整復師・鍼灸師といった国家資格を持つスタッフが対応し、心理カウンセリングの知識も活かしながら、丁寧にケアを行います。