→急性痛と慢性痛を一緒に考えない

痛みには「急性痛」と「慢性痛」があります。


昨日、腰を捻って痛みが出ました…
これは急性痛。



痛みが出てから3ヵ月も経つけど、
まだ鈍痛や違和感が残っています…
これは慢性痛です。


急性痛と慢性痛では、
同じ痛みでも体の中で起きている反応には、
大きな違いがあります。


そのため、
治療法も変わってくるはずなのですが、


日本のこれまでの「痛み医療」では、
急性痛と慢性痛を同じ概念として考え、
治療(リハビリ)していたことが問題とされてきました。


今でも一緒に考えてしまっている
医療機関もあるのですが(;^ω^)

→慢性痛は脳がバグっている？

ざっくりいいますと、


急性痛は「患部(痛い所）」に痛みの原因があり、


慢性痛は「痛みを伝える経路（神経）と感じるところ（脳）」に原因がある。


という結論になります。



神経や脳がバグっている状態なのです( ˘•ω•˘ )

腰痛の治し方

急性の腰痛は、
主に患部に対して様々なアプローチをしていきます。

自然治癒も相まって、
適切に施術すれば比較的早期に回復！


一方長引く腰痛（慢性腰痛）は、
一筋縄ではいきません…( ˘•ω•˘ )


伝える経路(神経)と感じる(脳)がバグっていて、


痛みを感じやすくなっていたり、
何もしていないのに脳が痛みを作ったりするからです。



そのため、
神経や脳に作用させる何かをする必要があるのですが、



最も注目されているのが、
心理面へのアプローチなのです。



心と脳はとても深く関係しあってるんですね。